不用品の肉類の臭いで通報される？事件と間違われないためにできる対策

飲食店などでは不用品として多くの食品が廃棄されますが、特に気を付けておかないといけないのが肉類です。肉類は放置しておくとすぐに腐った臭いを発し、時には事件と間違われ、近隣住民から通報される事案も発生しています。そうならないためにできることは、迅速に不用品回収してくれる業者を見つけることです。

まず飲食店から出る不用品は、事業ごみに該当します。一般家庭から出る家庭系ごみとしては出せません。肉類であれば事業系一般廃棄物に当たり、こうした分類は廃棄物処理法で厳しく定められています。

自治体運営の施設で有料にて処分してもらうのが早いですが、頻繁に持ち込みしなくてはなりません。しかも、自治体によっては事業系一般廃棄物の回収を受け付けないところもあり、この場合は民間業者への委託を奨められます。
肉類があった場合、すぐに処理しないと臭いを発するため、迅速に対応してくれる不用品回収業者を利用するのが有効でしょう。特に便利なのが、定期的に回収してくれるサービスです。日々飲食店から出る不用品は、食品だけではないでしょう。例えば、廃油や陶磁器は産業廃棄物に該当します。

不用品回収業者が一般廃棄物の処理業務を行うには、市町村から許可を得る必要がありますが、産業廃棄物は都道府県から許可を得る必要があるのです。ただ、多くの不用品回収業者はどちらからも許可を得て、幅広く回収を受注しています。一般廃棄物と産業廃棄物の線引きはかなり難しい面があるので、まとめて回収してくれる業者は心強いです。一般廃棄物の処理責任は飲食店側にあるので、確実に回収・処理してくれて信頼できる不用品回収業者を選ぶ目を持つことが大切です。
肉類の処理はやはり気を付けていかなければなりません。